湧井の清水のメインビジュアル

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観光スポット

わくいのしみず

湧井の清水

水量の変わらない湧水池

湧井の清水は、湧水池で、毎分2,200リットルの豊富な水量を誇ります。面積は約500立方メートルといわれ、水底から絶え間なく砂が湧き上がる神秘的な光景が特徴です。干ばつ時でも水量が変わらず、魚も生息しています。天栄村指定重要文化財。

古くからの言い伝え

湧井の清水には、古くから「池をかき回すと洪水が起こる」との言い伝えがあり、人々に畏敬の念を抱かれてきました。また、今から約1670年前の4世紀ごろ、成務天皇時代、この池に住む大蛇が水を熱し害をなしたため、石背国造(いわせのくにのみやつこ)初代の建美依米命(たけみよりめのみこと)が湧湯御前(わくゆごぜん)神社を祀り、平和を祈願したと伝えられています。

湧井の清水の歴史

江戸時代、この池は雨乞いの霊池として知られ、領主である白河藩主も注目していました。慶安元年(1648年)の大干ばつ時には藩主・榊原忠次が、宝永元年(1704年)には藩主・松平基知が大祈祷を行わせた記録が残っています。これらの歴史的背景が、湧井の清水の神聖さを物語っています。

住所 福島県岩瀬郡天栄村牧之内京谷原1-16
電話番号 0248-82-2504(天栄村生涯学習課)

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