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天栄村のおすすめ宿
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源泉亭湯口屋旅館

平安時代初期に開湯したと伝えられる岩瀬湯本温泉の古民家旅館。
中通りと会津の境にほど近い、岩瀬湯本温泉にある老舗旅館です。岩瀬湯本温泉は平安時代初期の弘仁9(818)年、嵯峨天皇の病気回復のために探し当てられたと伝えられる湯どころ。歴史深さを感じさせる茅葺き屋根の館内では、湯量豊富な源泉かけ流しの温泉や囲炉裏端での食事が楽しめます。

農耕馬が負傷したときには湯治して回復させたという言い伝えも。
お風呂は落ち着いた調度の男湯と、荘厳な雰囲気の女湯の二つ。泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物泉で、無色透明かつ少しの塩味と硫黄香りがするお湯となっています。適応症は神経痛や関節痛など豊富。地元では特に切り傷に効果があると言われ、農耕馬が負傷したときにはこの湯で治したと伝えられています。

ヤーコンのサラダや馬刺しなど中通りと会津の食を提供。
中通りと会津の境に位置することから、両方の食文化が味わえます。川魚や山菜など地元食材を使ったメニューに加え、馬刺しといった会津の伝統料理も提供。天栄村特産のヤーコンを使ったサラダ、囲炉裏端で焼いたイワナの塩焼き、岩魚の骨酒、若女将による手打ち十割そばなどもオススメです。

受け継がれてきた茅葺き屋根の建物は情緒に満ちたくつろぎの場。
建物は戊辰戦争での焼失後に再建された、築150年におよぶ古民家で、国の登録有形文化財となっています。シンボルでもある茅葺き屋根は、当時から受け継がれてきた物。黒々とした梁や柱とともに、湯治場だった歴史をいまに伝えています。そんな古きよき情緒に満ちた空間で、くつろぎのひとときを楽しんでください。