二岐温泉 大丸あすなろ荘

六つの源泉すべてが掛け流しで楽しめるという二岐山麓の温泉宿。

霊峰二岐山のふもとにたたずみ、江戸時代から大丸屋として営まれていたという老舗の温泉宿です。山間で自然との共存を目指し、出で湯を守ってきました。眺めのいい渓流露天風呂と、岩の割れ目から湯が湧出する自噴泉甌穴岩風呂が自慢。六つの源泉があり、そのすべてがかけ流しとなっています。

川に手が届きそうな渓流露天風呂と柔らかいお湯の子宝露天風呂。

山間の二岐川沿いにある露天風呂は、目の前で渓流がせせらぐ野趣にあふれたロケーションです。男性用の渓流露天風呂は、手を伸ばせば白波に届きそうなほど川面に近い温泉となっています。女性用の子宝露天風呂は肌当たり柔らかなお湯が特徴。子どもを授かるのにほどよいPH値と言われています。

川床に設けられた湯船の底からお湯が湧き出す自噴泉甌穴岩風呂。

自然の川床を生かした自噴泉甌穴岩風呂は、湯船の底からお湯が出てくる珍しいお風呂。湯船の川床には小石が水流で転がって丸く削り取られた甌穴が三つあり、ここから温泉が湧いてくるのです。この岩風呂は朝6時から8時まで女性専用に。このほか内湯の大浴場、あすなろ湯も設けられています。

二岐山麓の大自然に抱かれて楽しむ秘湯と四季折々の川魚や山菜。

大丸あすなろ荘では日帰り入浴も可能で、11時から14時半まで受け付けています。お休みの日もあるのでホームページなどで確認してください。宿泊時の料理には、季節の川魚や山菜などを使った和食を提供しています。木々のざわめき、野鳥や虫の声に包まれて味わう山の幸の味はまた格別です。